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こんなキレイな卵、見たことない!! 〜 「いわてまるごと科学館」に「うずまき卵」を出展
畜産研究所家畜育種研究室
 7月16日の「海の日」に、いわてサイエンスシンポジウム実行委員会主催の「いわてまるごと科学館」が、いわて県民情報交流センターにおいて開催されました。「いわてまるごと科学館」は、県内の高等教育機関や研究機関等が、小学生などを対象に科学に興味を持ってもらうため、展示、工作及び体験コーナーなどを設けたものです。

 さて、畜産研究所では、鶏の卵黄色が飼料中に含まれる「キサントフィル」に影響されることを利用した「うずまき卵」の展示・観察や、鶏に関するクイズを行いました。

 「キサントフィル」とは、パプリカなどに含まれる赤い色素です。安定した物質のため体の中に入っても分解されにくく、脂肪などに蓄積されます。鶏の卵黄は、多くの脂質を含むため、飼料中のキサントフィルが卵黄の色に影響します。参考までに、一般に販売されているタマゴは、パプリカなどをごく少量添加した飼料を食べさせているため、少し赤みがかったオレンジ色の卵黄が多いようです。

 このことを利用し、「パプリカ」を添加した飼料を2日に1回の間隔で給与することを一定期間継続すると、本来の卵黄の色である黄色にオレンジ色の卵黄が層状に形成され、下図のような「うずまき卵」が形成されます。

 来場者は、鶏に関するクイズに挑戦したのち、「うずまきゆで卵」の殻をむき、その後切断をして卵黄色の観察を行いました。参加者は、「おもしろい」「とてもキレイ」と、大喜びで写真を撮るなど好評を博しました。
 
(上席専門研究員 吉田 登)
 

写真1 「いわてまるごと科学館 岩手農研ブース」

写真2 「うずまき卵(左)」と「ハート型(右)」
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