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雑穀生産拡大に期待を込めて 〜 二戸地域雑穀機械移植作業実演会が行われました
県北農業研究所作物研究室
 6月5日、軽米町において「二戸地域雑穀機械移植作業実演会」が開催されました。二戸地域は、日本を代表する雑穀産地ですが小規模な直播栽培が主体であり、栽培農家の減少などから需要に供給が追いついていない現状です。そこで雑穀生産の拡大に向けて、二戸農業改良普及センター主催により、雑穀の苗を移植する実演会が行われ、生産者や関係者など34名が参加しました。

 はじめに二戸農業改良普及センターから、二戸地域における雑穀生産の現状と今後の目指すべき方向について紹介があり、機械の導入に加え、生産組織の仕組み作り等、需要に応じた生産体制の整備の必要性について説明がありました。

 作業の実演では、初めに農機メーカーから、「野菜半自動移植機による雑穀苗の移植」が行われ、手植えよりも短時間で移植でき、野菜等と汎用利用が可能であること等の特徴について紹介がありました。

 続いて県北農業研究所からは、平成28年度の研究成果である「乗用型ポット苗田植機(改良)による雑穀苗の移植」を実演し、既存のポット苗田植機を一部改良するだけで雑穀苗を移植できるなど、低コストで利用できること等の特徴を紹介しました。

 参加者からは、新しい改良のアイディアについて意見も出るなど活発な意見交換が行われました。今回の実演会を契機に、生産者や関係機関が一体となり、大規模生産技術が普及することで雑穀の生産拡大が期待されます。
 
(技師 吉津 祐貴)
 

写真1 野菜半自動移植機による移植実演

写真2 乗用型ポット苗田植機(改良)による移植実演
関連成果・記事
○研究レポートNo.827「乗用型ポット苗田植機を用いた雑穀の機械移植技術」(PDF
○らぼ・れたあH27-No.10「雑穀栽培の除草作業を大幅に省力化 〜 雑穀機械移植実演会を開催
 
この記事に関する連絡先
 〒028-6222 九戸郡軽米町大字山内23-9-1 TEL. 0195-47-1073、FAX. 0195-49-3011
 E-mail: CE0009★pref.iwate.jp (メールを送信される際は、"★"を"@"に置き換えてください)

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