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平成30年度「黒毛和種産肉能力検定(現場後代検定法)」がスタートしました!
畜産研究所種山畜産研究室
 「現場後代検定」は、種雄牛の産肉能力を調べるために産子を一般的な方法で肥育出荷した際の現場の枝肉情報を活用する検定方法です。

 今年度の検定種雄牛は「桜花富士(おうかふじ)」、「岩洋永克(いわひろえいかつ)」、「飛良智(ひらとも)」、「沢百合茂(さわゆりしげ)」、「美津福勝(みつふくかつ)」の5頭について各20頭ずつ計100頭の検定が行われますが、当研究室には、「沢百合茂」以外の4頭の産子計27頭がやってきました。私も4月から当研究室に異動してきたばかりなので、この子牛たちとの出会いには何か運命を感じています。

 導入して数日後には、牛同士が角で傷付けあったり、管理する人がケガをしないように角を切る「除角(じょかく)」や牛を捕まえやすくするための「鼻環(はなかん)」通しといった処置を行います。この際には、牛に苦痛を与えないように鎮静剤を打つので暴れたりしませんが、新参者の私は角を切る時の感触や、切った跡をコテで焼く時の煙の臭いと「じゅっ!!」という音に痛々しさを感じました。しかし、作業が終わると子牛たちは何事もなかったかのようにふるまい、改めて牛のたくましさを感じました。

 今年度は、発育が良好な子牛が多く、人に慣れている様子でもあり、生産者が手塩にかけて育てたことが伺えました。これから約2年の肥育の後にと畜され、枝肉成績が判明します。種雄牛の能力を正確に評価するためというのはもちろんですが、県有種雄牛造成にご協力いただいている生産者の皆様の思いに応えるためにも、しっかりとした飼養管理をしていきたいと思います。
 

(技師 篠ア 創)
 

写真1 除角の跡をコテで焼く様子

写真2 焼かれた除角跡から立ち昇る煙
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○らぼ・れたあH29-No.8「平成29年度『黒毛和種産肉能力検定(現場後代検定法)』が開始されました!
平成30年度「たねやま種雄牛だより」毎月更新!)※外部リンク
 
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