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薬用作物生産技術研修会で活発に意見交換
県北農業研究所作物研究室
 薬用作物は、漢方薬や医薬品の原料となる作物ですが、国内産のシェアは12%程度と低く、その生産拡大が求められています。岩手県は国内有数の薬用作物生産地であり、岩手町を中心とした県北地域の中山間部で栽培されています。

 去る3月9日、「薬用作物生産技術研修会」が岩手町で開催され、生産者や関係機関等45名が参加し、薬用作物生産に関する様々な取り組み事例が紹介されました。

 株式会社ツムラの藤原直樹氏からは漢方薬の歴史や栽培された薬用作物から漢方薬が製造される工程などが紹介され、生産物の利用方法を学ぶことができました。また、八幡平農業改良普及センター岩手町駐在の千田裕主査農業普及員からは、病害により収量が減少していた「カノコソウ」や「トリカブト」の安定生産への取り組みが紹介されました。県北農業研究所からは生産拡大が求められている「トウキ」の育苗改善試験について報告しました。

 薬用作物栽培は栽培技術が確立されておらず、生産者からは活発な質問が出され生産技術に対する関心の高さが伺えました。このような研修会を通じて生産技術の向上が図られることが期待されます。
 

(技師 小野 直毅)
 

写真1 熱心に講演を聞く生産者の方々

写真2 トウキの育苗改善について紹介
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○らぼ・れたあH29-No.34「県北研のニューフェイス・“薬用作物”って何?
 
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