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肥育経営の所得アップを目指して〜黒毛和種肥育期間短縮技術の開発
畜産研究所家畜育種研究室

写真 試験牛の枝肉写真
(平成30年2月5日:岩手畜産流通センターで撮影)
 黒毛和種の肥育は、素牛価格の高騰や飼料価格の高止まりにより、大変厳しい経営が強いられています。そこで、我々は肥育経営における所得向上を目指し、効率的な肥育技術の開発に取り組んでいるところです。

 岩手県における一般的な肥育牛は、生後約30か月齢で出荷されますが、肥育の末期は発育が鈍化してくるため、摂取した飼料に見合うだけの増体が確保できなくなります。そこで、肥育期間中の増体を促進させ、出荷時期を前倒すことで、飼料代の節減や牛舎回転率の向上を図る、効率的な肥育技術の開発に取り組んでいます。

 平成28年度には、生後約27か月齢と2か月ほど前倒して出荷し、慣行と同程度の肉量、肉質が確保できました。以後、本試験は、国の委託プロジェクト研究として、独立行政法人、大学、他道県等と共同で、より精密かつ大規模に進められており、さらなる肥育期間短縮のための試験に取り組んでおります。
 

(主査専門研究員 安田 潤平)
 
関連成果・記事
○らぼ・れたあH28-No.28「黒毛和種肥育農家の収益性向上を目指して! 〜 肥育期間短縮試験牛の出荷終了
○研究レポートNo.865「黒毛和種肥育期間短縮のための飼料給与技術体系の確立」(PDF
 
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