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全国第3位受賞の舞台裏は 〜 和牛の祭典・第11回全国和牛能力共進会
畜産研究所種山畜産研究室
 9月7日から5日間にわたり、宮城県「夢メッセみやぎ」において、「第11回全国和牛能力共進会」が開催されました。当研究室は第1区(若雄の部)に「暁雲(あきぐも)」号を出品し、輪郭の鮮明さ・資質などの『種牛性』の高さが評価され、全国第3位にあたる優等賞3席を受賞しました。

 出品者である私達は、開会式2日前の5日から会場入りしました。まっさきに行ったことは牛房作りです(写真1)。1週間分のエサや手入れ用具の置き場所を決め、寝床にはふんだんにワラを敷きます。「暁雲」号は狭い場所に落ち着かない様子でしたが、しばらくすると座ってリラックスしてくれました(写真2)。

 共進会期間中の一日は牛洗いから始まります。朝5時半に牛を洗い場まで引き出し、角のてっぺんから蹄の先までしっかりと洗います。この間に牛房の掃除とエサの用意もします。その後は、調教・運動や審査の時間まで待機です。牛房にいる間も牛は排尿・排便をしますが、私達はその気配を感じたらテニスラケットを改造した糞尿受けで、すかさずキャッチし、できるだけ床を汚さないようにします(写真3)。

 慣れない場所で牛も人も難儀しました。共進会本番に至るまでも、飼養管理や調教など苦労はありましたが、その甲斐あって全国3位を手にすることができました。日本一にはなれませんでしたが、今回の経験を糧に今後も優良種雄牛造成に取り組んでいきます。
 
(専門研究員 澤田 建)
 

写真1 快適空間をDIY!

写真2 牛房内にてリラックス

写真3 審査待機中
※赤丸で囲ったものがテニスラケットで自作した糞尿取り

写真4 審査を終えた「暁雲」号
生産者高橋氏とハンドラー後藤技能員とともに
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平成29年度「たねやま種雄牛だより」毎月更新!)※外部リンク
 
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