動物由来感染症


 「動物由来感染症」とは動物から人に感染する病気の総称です。人畜共通感染症、人獣共通感染症、人と動物の共通感染症、ズーノーシスなどという言葉も同じ意味で使われています。


獣医師の方へ

 獣医師は、動物が下記の感染症にかかり、又はかかっている疑いがあると診断したときには、感染症法に基づいて保健所に届出をしなければなりません。

対象となる動物

感染症名

エキノコックス症

サル

細菌性赤痢

エボラ出血熱

マールブルグ病

結核

鳥類

鳥インフルエンザ(H5N1又はH7N9)

ウエストナイル熱

プレーリードッグ

ペスト

イタチアナグマ、タヌキ及びハクビシン

重症急性呼吸器症候群(病原体がSARSコロナウイルスであるものに限る)

ヒトコブラクダ

中東呼吸器症候群

(厚生労働省のページにジャンプします)と様式PDF 76KB)はこちらから

各疾病のガイドラインはこちらから(いずれもPDF

 狂犬病対応ガイドライン2001(

 犬のエキノコックス症対策ガイドライン2004(

 サルの細菌性赤痢対策ガイドライン(


ペットを飼育している方、動物と触れる機会の多い方へ

 日常生活で以下の点に注意をしましょう。

・犬の予防注射と登録

飼い主には狂犬病予防のため法律で義務づけられています。ご相談は市町村の窓口で。

・過剰なふれあいは控えましょう

細菌やウイルスなどが動物の口の中やつめにいる場合があるので、口移しでエサを与えたり、スプーンや箸の共用はやめましょう。

・動物にさわったら、必ず手を洗いましょう

動物には病気を起こさなくても人には病気を起こす病原体があります。

・動物の身の回りは清潔にしましょう

飼っている動物は清潔を保ちましょう。小屋や鳥かごもこまめに掃除をしましょう。

・糞尿は速やかに処理をしましょう

・室内で鳥などを飼育するときは換気を心がけましょう

・砂場や公園で遊んだら、必ず手をあらいましょう

動物が排せつを行いやすい砂場や公園は注意が必要です。

・野生動物の家庭での飼育はさけましょう


岩手県内の医療機関からの動物由来感染症の患者の届出(1999年4月以降)

 岩手県内の医療機関から、これまでにE型肝炎とオウム病の患者の届出がされています。

 

E型肝炎

オウム病

1999(4月以降)

0

2000

0

0

2001

0

0

2002

1

0

2003

0

1

2004

0

0

2005

1

1

2006

0

1

2007

2

0

2008

1

0

2009

0

0

2010

1

0

2011

3

0

9

3


リンク

 動物由来感染症を知っていますか?(厚生労働省)

 人と動物の共通感染症研究会