1 第16回地域学術振興賞
(1) 職氏名 首席林業普及指導員兼研修部長 東野 正
(2) 業績題名 「東北地域産材の総合的利用技術の開発と研究成果の普及」
※ 木材高度利用やいわて型チップボイラーの開発など、これまでの県産材需要拡大への取り組みが評価されました。
2 第9回技術賞
(1) 職氏名 研究部専門研究員 中嶋 康
※ 岩手県工業技術センター 上席専門研究員 穴沢 靖氏、 森林総合研究所 木材保存研究室長 原田 寿郎氏との共同受賞
(2) 業績題名 「難燃処理木材のセラミック塗装による防火性能向上技術の開発」
※ この成果は、県産シナ材を使ったいわて「準不燃」スーパーパネルとしてアイーナ等施設に使用されています。
関連資料 研究成果速報No.158
「新建築基準法に対応した木質系防火処理木材の開発(1)−商品化を前提としたシナ準不燃材の開発−」
3 選考基準等
(1)地域学術振興賞
地域において木材に関する学術研究の振興または学術研究成果の普及に貢献した会員個人に授与されるもので、今年度は全国から3名が受賞。
(2) 技 術 賞
木材関連の技術の進歩発展に特に貢献した研究、発明または開発を行い、その業績が同学会年次大会、支部大会または同学会会誌に発表された会員(個人またはグループ)に授与されるもので、今年度は全国から1名、1グループが受賞。
【参 考】
日本木材学会
木材に関する基礎および応用研究の推進と社会への研究成果の普及を目的に昭和30年に設立された学会。
主に木材学会誌やJournal of Wood Scienceの発行、年次大会、支部活動、研究会活動、学会と産業界の交流の場である研究分科会、電子広報新聞「ウッディエンス」などによる広報活動などを行っています。