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ヤマボウシ [みずき科]

 山地にはえる落葉高木で高さ3〜8メートル。葉は向かい合ってつき、卵状のだ円形で縁は滑らかだが、多少波打つ。白色の4枚の苞が花のようにみえる。花は苞の中央に球状に集まって咲く。果実は赤く熟し食べられる。

・分布:本州、四国、九州、琉球。朝鮮半島、中国

・花期:6月〜7月

ヤマボウシヤマボウシの果実

[更新日 2005年9月26日]

やまぼうしの花やまぼうし

[更新日 不明]

(平成21年6月9日更新)

4枚ある白いものは花弁ではなく、総苞とよばれるものです。秋に赤く熟した集合果は、甘く食べられます。
ヤマボウシ(山法師)という名は、中央のつぼみを坊主頭に、総苞を頭巾に見たてたところからきているといわれています。
近縁種のハナミズキはアメリカヤマボウシとも呼ばれ、アメリカ合衆国のノースカロライナ州やバージニア州で州花に指定されています。

ヤマボウシ ヤマボウシ
""ヤマボウシ(アップ)
平成21年6月2日撮影 (撮影者:SS)
 
""ヤマボウシ
平成21年6月2日撮影 (撮影者:SS)
 
岩手県林業技術センター