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  ウグイスカグラ  ( スイカズラ科 )  平成30年11月22日掲載

 樹木園内のアカマツ並木を歩いていると、この時期に小さなピンク色の花を2輪咲かせた1.5m程の低木を見つけました。よく見るとその根元には太い根がアカマツの根際に沿って伸びており、まるでアカマツを根で締め上げているようにも見えます。
葉は対生しており、花の形の特徴からウグイスカグラであることがわかりました。
 そもそもこの植物は春にかわいらしいラッパの形の小さな花を付ける植物で、食べられる赤い実(液果)をつけますが、気候の影響か黄葉の中、11月に花を付けた(狂い咲き)ところを観察できました。
それにしてもこのウグイスカグラはどう根っこが成長して行くのか目が離せません。これからも観察を継続して行きましょう。

""ウグイスカグラ
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
""ウグイスカグラ
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
""ウグイスカグラ
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
""ウグイスカグラ
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター