""樹木園だより "" ""樹木園だよりのホームへ
""ホームページへ

  サトウカエデ (カエデ科)  平成30年10月18日掲載

 樹木園の前庭には、カエデ科の樹木が植栽されています。この中に北米原産で、300年以上の長命な樹木であるサトウカエデ(砂糖楓)があります。葉は同じ位置から2枚出て(対生)で3〜5裂し,大きいもので長さは15pになり、カエデとしては大きい葉を付けるのが特徴です。
なんといってもカナダの国旗はこの葉が描かれており、秋真っ盛りの今、国旗と同じ真っ赤に紅葉し始めました。(盛岡市の姉妹都市はカナダのヴィクトリア市です。)
また、春には幹に穴をあけ,管を挿入して樹液を採取し,濃縮してメープルシロップとして利用されています。
この樹は若く小さいですが、いつの日かこの樹からシロップを取りたいものです。

 

""サトウカエデ(写真-1)
平成30年10月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
""サトウカエデ(写真-2)
平成30年10月中旬撮影 (撮影者:AKZ)

""サトウカエデ(写真-3)
平成30年10月中旬撮影 (撮影者:AKZ)

""サトウカエデ(写真-4)
平成30年10月中旬撮影 (撮影者:AKZ)

岩手県林業技術センター