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 オニグルミ(クルミ科)葉痕と冬芽グミ    (平成29年3月2日更新)

 オニグルミの葉が枝から落ちた跡(葉痕)サルや羊のお顔模様となることの紹介です。
 樹木園にもオニグルミの木があり、今の時期、良く観察してみると枝の所々にサル顔をした葉痕を見つけることができます。この木の葉は奇数羽状複葉といって一枚の葉が小さい葉っぱが5から9対程度向いあって付いていており、長さ40センチ以上になる大きなものですが秋になると枝から落ち、その際にできる跡(葉痕)がサルの顔に見えるものです。

目や口に見える部分は養分や水分等の通り道(維管束)の跡です。葉痕の近くには新しい芽(冬芽)ができていました。雪の中、樹木園には楽しい発見があります。

   
""オニグルミ(写真-1)
平成29年1月撮影 (撮影者:AKZ)
""オニグルミ(写真-2)
平成29年1月撮影 (撮影者:AKZ)
   

""オニグルミ(写真-3)
平成29年1月撮影 (撮影者:AKZ)

""オニグルミ(写真-4)
平成29年1月撮影 (撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター