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　 　ニホンカモシカ  （ウシ科） 　　平成30年7月20日掲載

　樹木園の西側の道路沿いでゆっくりと歩き回るニホンカモシカに遭遇しました。ずんぐりとした体つきで、肩高70cm程の大きさです。この辺りでは最大級の哺乳類です。
　尾は短く、毛並みはフサフサとした感じで、目の下には眼下腺がはっきり観察できました。また、2本の角は、長さは10cm以上、高齢のカモシカに見えました。
　よく見ると、この個体の口元をよく見るとオデキがあり、病気にかかっているようでしたが、サクラの葉っぱに近づき美味しそうにモグモグタイムしていました。
　カモシカは過去に乱獲の影響で個体数が激減し、今では特別天然記念物に指定され大切に保護されている日本固有の大型動物です。
一定の広さの縄張りをもって行動しているそうですが、樹木園もそのテリトリーとして利用しているかもしれません。自然治癒力で病気回復し、またここで再会できることを期待しましょう。
　

ニホンカモシカ（写真-１） 平成30年7月中旬撮影 (撮影者：ＡＫＺ)	ニホンカモシカ（写真-2） 平成30年7月中旬撮影 (撮影者：ＡＫＺ)

ニホンカモシカ（写真-3） 平成30年7月中旬撮影 (撮影者：ＡＫＺ)