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キムネクマバチ(平成27年6月11日更新)

 「クマンバチ」といってその黒くて真ん丸な大きい体から、世間からは怖がられているハチですが、実はハナバチの仲間で花の蜜や花粉を食料にしているおとなしいハチです。

樹木園のサンショウバラの木の花にたくさんのハチたちが集まり、蜜や花粉等を集めています。その中ではひときわ大きく目立つクマバチが飛来していました。英語ではカーペーンタービー(大工蜂)と呼ばれ、枯れ木の中に顎で木部を砕きながら掘り進み、卵を産むための卵室をつくるそうです。

 よく見るとあの大きな体に付いた小さな翅で自由にとびまわることができることは長年研究者の謎となっていたようです。が、いまではその仕組みが解明されたようです。が、見た目からはどうしてすばやく飛べるのか謎です。

""サンショウバラとキムネクマバチ(写真-1)
平成27年6月撮影 (撮影者:AKZ)
""キムネクマバチ(写真-2)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ)
 

""キムネクマバチ(写真-3)
平成27年4月撮影 (撮影者:AKZ)

岩手県林業技術センター