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  チョウセンゴヨウ   (マツ科)  平成30年10月25日掲載

 樹木園の西側の針葉樹の森にひときわ大きなマツボックリを付けるマツがあります。球果の大きいものでは15p位のものもあります。チョウセンゴヨウです。樹高は20mを超え、木材としても有用な樹木です。
一般的にマツの葉は種類によって決まった数の葉を付けます。アカマツ、クロマツは2葉で、このマツは名前のとおり5葉となっており、ゴヨウの名前の由来です。マツボックリの1つの鱗片の中には硬い殻に包まれた1センチを超える大きな2個の種子が入っており、中の胚乳がいわゆるマツの実としてジェノベーゼ等の料理の材料として使われます。
樹木園では、この種子がリスや野鳥の貴重な冬越しの食物の一つとなっています。

 

""チョウセンゴヨウ(写真-1)
平成30年10月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
""チョウセンゴヨウ(写真-2)
平成30年10月上旬撮影 (撮影者:AKZ)

""チョウセンゴヨウド(写真-3)
平成30年10月上旬撮影 (撮影者:AKZ)

""チョウセンゴヨウ(写真-4)
平成30年10月上旬撮影 (撮影者:AKZ)

岩手県林業技術センター