岩手県林業技術センター


 
平成14年度林業技術センター内部評価の実施結果について

1. 実施期間     平成14年5月7日〜5月29日

2. 実施場所     林業技術センター研修室

3. 出席者      所長、副所長、首席専門研究員、首席林業専門技術員、各部長

4.実施方法

  岩手県林業技術センター試験研究課題評価実施要領に基づき、全課題について担当研究員から実施状況等について説明を行い、評価を行った。

5.評価結果

評価結果により今後の取扱い方向を検討し、次のとおり評価を決定した。

 
計画どおり
B
一部見直し
C
計画再考
D
中止
P
保留
森林資源部
7
1
-
-
2
10
木材部
7
1
-
-
-
8
特用林産部
11
1
-
-
1
13
育種緑化部
6
-
-
2
-
8
31
3
-
2
3
39

 

6. 評価結果の活用・処理方針

 内部評価結果を今後の研究推進に反映するとともに、研究開発要望等を踏まえ新規課題(平成15年度以降)要求に活用する。なお、中止及び保留の評価となった課題の処理方針は次のとおりとした。

課題名
評価
処理方針
環境と調和した広葉樹林造成技術の確立
(多様な広葉樹林造成技術の開発)
保留
用材林誘導試験地は長期にわたり調査を要し、これまでのデータを整理しながら継続実施する。合わせて広葉樹人工林の成長調査を行う。
被覆資材使用による省力造林に関する調査
保留
被覆資材による省力効果、抑草効果、植栽木への影響を調査し、成果としてまとめる。育林の低コスト化については14年度から取り組む機械化課題と合わせ取り組む予定。
キリてんぐ巣防除技術の開発
保留
キリ植栽の需要がないことから、これまで得られた知見を整理し、14年度限りとする。
広葉樹種子安定生産技術の改良
中止
広葉樹さし木苗生産技術の開発と合わせて、有用広葉樹等の育種技術の開発課題に1本化する。
郷土樹種による緑化木の育成
中止