平泉文化フォーラム


2019年2月13日(水)
第19回 平泉文化フォーラムが開催されました
 平成30年度の『平泉文化フォーラム』が、2月2日・3日の両日、江刺体育文化会館ささらホール(奥州市江刺)を会場に開催されました。
 当日は厳しい寒さの中にもかかわらず、2日間で延べ約350人の方々にご来場いただきました。
 平泉文化研究の先端的研究成果を公開する場として開催されている『平泉文化フォーラム』も今年で19回目を迎えました。
 今回も、最新の研究成果や、平泉関連遺跡の発掘調査の成果について報告いただきました。
      会場の江刺体育文化会館ささらホール         開会行事のようす
 
 ●当日の配布資料(レジュメ)     (クリックすると、資料をダウンロードすることができます。)
 
<清水真一先生の基調講演>
      基調講演の様子
                                                  
 清水真一先生(徳島文理大学教授)は、社寺建築・民家等の調査研究を進めるとともに長年にわたり平泉の世界文化遺産登録や平泉遺跡群の調査・整備に尽力していただいております。
 今回は、『世界遺産平泉の保存管理に向けて - アジアの都市遺産・仏教遺跡の課題と取り組みから - 』と題し、アジアの都市遺産・仏教遺跡が直面している保存管理の課題や取り組みを紹介しながら、平泉の今後の保存管理のあり方はどうあればよいかについてお話しいただきました。 

<共同研究報告>

 平泉文化に関わる研究の報告として、7名の方(6本の報告)に発表していただきました。歴史・文献調査から、出土遺物の科学分析報告や詩歌などの様々な視点からの報告に、会場にいらした方々も興味深く耳を傾けていらっしゃいました。                                                 
      「寝殿造における遊興空間と装束による         「中尊寺金銀字一切経のルーツについて
演出 - 藤原頼通期から院政期まで - 」          - 東アジアの視点から見た中尊寺の
                                      金銀字経(その3) - 」          
 (赤澤真理:岩手県立大学、伊永陽子:文化学園大学    (劉海宇氏:岩手大学平泉文化研究センター) 森田直美:日本女子大学)                                            

     「柳之御所遺跡の砂金は蝦夷ヶ島の砂金か?」      「藤島亥治良郎と平泉研究」         
 
(中村和之、山本けい子:                 - 内包された東アジアの視点 - 」
      
函館工業高等専門学校)            (渡辺健哉氏:東北大学)
           
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        「平泉の景観と変遷」               「増幅するイメージ - 西行「衣川」詠の
                           成立と享受について - 」

 
 (
佐藤健治氏:文化庁文化財部)               (荒木優也氏:國學院大學)   
        
<発掘調査報告>
 今年度の遺跡調査報告は、岩手県による柳之御所遺跡をはじめ、一関市による骨寺村荘園遺跡の報告、平泉町による無量光院跡、そして奥州市による長者ヶ原廃寺跡の報告でした。
 それぞれ、新たな発見や、来年度の調査につながる成果が報告されました。 

 今年度も県内外から多くの方々に参加していただきました。会場からの質問も活発に行われ、有意義なフォーラムとなりました。
 来年度のフォーラムは第20回となります。この10年のまとめとしてテーマ別に設定した形でのフォーラムを考えています。 「第20回平泉文化フォーラム」は、平成31年11月30日(土)一関文化センターを会場に開催予定ですので、またいらっしゃってください。


2018年12月28日(金)
 第19回平泉文化フォーラム要項 

           

  【基調講演】
     清水 真一 氏 (徳島文理大学教授)


  
【演題】
     「世界遺産平泉の保存管理に向けて」
  −アジアの都市遺産・仏教遺跡の課題と取り組みから−

   <日時>
      平成31年2月2日(土) 13:00〜17:00 (受付 12:30〜)
      平成31年2月3日(日)  9:15〜12:25 (受付 9:00〜)
      
   <会場>
      江刺体育文化会館ささらほーる(奥州市江刺大通り1-59)           
   
   <日程>
   【1日目】
   12:30〜     受 付
   13:00〜     開会行事
   13:15〜14:45  基調講演
   14:55〜17:00  遺跡報告と共同研究発表
              @遺跡報告 柳之御所遺跡岩手県教育委員会
              A共同研究発表 赤澤真理 氏(岩手県立大学)、伊永陽子 氏(文化学園大学)
                 森田直美 氏(日本女子大学)
          
 「寝殿造における遊興空間と装束による演出−藤原頼通期から院政期まで−」
              B共同研究発表  劉海宇 氏(岩手大学平泉文化研究センター) 
               「中尊寺金銀字一切経のルーツについて
                      
−東アジアの視点から見た中尊寺の金銀字経(その3)−」 
              C共同研究発表  中村和之 、山本けい子 氏(函館工業高等専門学校) 氏
               柳之御所遺跡の砂金は蝦夷ヶ島の砂金か?

   【2日目】
    9:00〜      受 付
    9:15〜12:  遺跡報告と共同研究発表
              @遺跡報告 「骨寺村荘園遺跡の調査報告」 一関市教育委員会
              A遺跡報告 「無量光院跡の調査報告」 平泉町教育委員会
              B遺跡報告 「長者ヶ原廃寺跡の調査報告」 奥州市教育委員会
              C共同研究発表  渡辺健哉 氏東北大学
                「藤島亥治郎と平泉研究 −内包された東アジアの視点−
              D共同研究発表 佐藤健治 文化庁
                「平泉の景観と変遷」
              D共同研究発表  荒木優也 氏(國學院大學)
               「増幅するイメージ −西行「衣川」詠の成立と享受について−
    12:15       閉 会

       ●入場は無料、事前申し込み不要ですので、是非ご参加ください。※終了しました。
                  (画像をクリックするとチラシ(PDF)に移動します。)
         
   


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