Iwate Prefectural Public Safety Commission
岩手県公安委員会
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2017年8月23日(水)
次の議題について警察本部から説明・報告がなされ、決裁等が行われた。
■全体会議  
【公安委員会から
    冒頭、委員から、  
    「 数年前、県外に車で出掛けた際、以前、道路沿いにあった店舗が見当たらないということがあったが、実はその店舗から離れたところに開通した新しい道路の方へ移転していたということが分かった。新しい道路ができるという目に見える変化に対しては、その店舗も道路開通後の営業の在り方等を検討することができると思うが、目に見えない変化に対して対応していくことの方が、実はもっと重要であろうと考える。そして、特に目に見えない変化というものは、自分自身の変化ではないかと思っている。先を見る目が劣っていないか、年を重ねるごとに保守的になっていないか、新しいことに取り組む気力や意欲が衰えていないか、変えるべきところと変えてはいけないところを見極める眼力が残っているか、年齢とともに変わるべきところを変えられずにいるのではないか、といったことが自分自身の見えにくい変化だろうと考える。これは、一人一人が考えていくべき問題であると思う。上に立つ人間は、待ちの姿勢からは何も生まれないことを常に思い浮かべながら、新しいことにチャレンジしていく、また、守るべきものをきちんと守るという姿勢を持ち続けていただきたい。」
  旨の発言があった。
 
【警務部議題
平成29年岩手県警察部門別目標数値に係る上半期総括について
(1) 警務部門 
    警察本部から、「警務部門における目標数値に係る上半期総括について、警察官採用試験受験者数の確保については、警察官A採用試験受験者を255人以上確保するという目標に対し、実際の受験者数が204人であり、達成率は80パーセントであった。上半期に実施した対策について、一定の効果が認められたことから、今後も同様の対策を中心に活動していくこととしている。職員の年次休暇の取得については、職員一人当たりの平均年次休暇取得日数を8.8日以上とするという目標に対し、平均休暇取得日数は4.2日で進捗率は95.5パーセントであった。今後、幹部が部下職員に積極的に声を掛けるなど休暇を取得しやすい環境作りに努めていくこととしている。男性職員の配偶者出産休暇、育児参加休暇、育児休業の取得については、配偶者出産休暇等連続5日以上の休暇取得率を35パーセント以上とするという目標に対し、休暇取得率は27.9パーセントで進捗率は79.7パーセントであった。配偶者の出産に係る男性職員の休暇制度を理解していない職員もいることから、今後、面談制度を活用し、男性職員の休暇制度について周知徹底を図っていくこととしている。職員の超過勤務の縮減については、職員一人当たりの月平均超過勤務時間数を20時間以下に縮減するという目標に対し、月平均超過勤務時間数は21.1時間で進捗率は94.8パーセントであった。今後、事案対応以外の通常業務における超過勤務の縮減を図るための業務の合理化等を推進していくこととしている。実戦的総合訓練の実施については、各警察署において実戦的総合訓練の実施回数を各部門2回以上(計10回以上)、若手警察官の訓練実施率を警察署の全若手警察官の85パーセント以上とするという目標に対し、訓練実施回数は5.1回で進捗率は101.2パーセントであり、若手警察官の訓練実施率は70.1パーセントで進捗率は164.9パーセントであった。各警察署の取組に温度差が見られることから、本部勤務員における出前式の指導等を強化することとしている。職員の健康管理については、健康度チェック参加率(延べ)を50パーセント以上、アスレチックモチベーションセミナー参加率を40パーセント以上とし、定期健康診断におけるメタボリックシンドロームの有所見率を11.4パーセント以下とするという目標に対し、健康度チェック参加率は14.1パーセントで進捗率は56.4パーセントであった。アスレチックモチベーションセミナーは下半期実施予定であり、メタボリックシンドローム有所見率についても下半期に確定する予定である。今後、健康度チェックの実施回数等を増やすとともに、セミナー等への参加の促進を図っていくこととしている。」旨の報告があった。
  《 委員発言 》 
      「 警察官の採用募集活動については、少子化に伴い、さらに厳しくなっていくと思われる。どのようにして人材を確保していくか、中長期的な観点で対策を検討していく必要がある。また、警察の業務内容等が誤解されることのないよう分かりやすい広報を実施していく必要があると思われる。」
  → 本部発言 
      「 委員の御指摘を踏まえ、総合的な対策を検討してまいりたい。」
  《 委員発言 》  
      「 休暇の取得について、目標を数値化して取得するよう指示したとしても、なかなか取れないのが現実ではないか。幹部が細部にわたって部下職員をよく見て声を掛け、安心して休むことのできる環境を整えることが大事である。そのためには、仕事を引継ぎできる環境作りが必要であると思うが、自分が休んだ時に代わりに仕事をする人がいないという心配をすることがないよう組織内部の連携が図られていればより休みやすいと考える。人材を活かし、育てていくためにも、休暇を取得しやすいようきめ細かな改善をしていくことが必要であると考える。」
     
(2) 生活安全部門
    警察本部から、「生活安全部門における目標数値に係る上半期総括の主な項目について、特殊詐欺については、認知件数を83件以下とするという目標に対し、認知件数は44件で進捗率94.3パーセントであった。今後、コンビニと連携した高額電子ギフト券購入者対策や幅広い年齢層が被害に遭っている架空請求詐欺に対する広報活動を強化していくこととしている。窃盗被害の無施錠被害率については、侵入窃盗の無施錠被害率を52パーセント以下、乗物盗の無施錠被害率を72パーセント以下、車上ねらいの無施錠被害率を73パーセント以下とするという目標に対し、侵入窃盗の無施錠被害率は63.1パーセントで進捗率は82.4パーセント、乗物盗の無施錠被害率は74.4パーセントで進捗率は96.8パーセント、車上ねらいの無施錠被害率は84.7パーセントで進捗率は86.2パーセントであった。今後、鍵かけモデル地区の指定のほか、地域住民と連携した鍵かけ意識の向上を図るための施策等を強化することとしている。刑法犯少年の再犯者率については、刑法犯少年に占める再犯者率の割合を25パーセント未満とするという目標に対し、再犯率は36.3パーセントで進捗率は68.9パーセントであった。今後、全中学校に対する非行防止教室等を実施することとしている。特別法犯の検挙については、前年比で減少し、進捗率86.3パーセントであった。今後、若手捜査員に対する指導を強化することとしている。地域警察官の犯罪検挙については、前年比で減少し、検挙人員の達成率が93.4パーセント、検挙件数の達成率が92.2パーセントであった。今後、自動車警ら隊の派遣による指導等を強化することとしている。」旨の報告があった。 
  《 委員発言 》 
      「 刑法犯少年の再犯について、警察としても少年の家庭環境を把握した上で適切な助言・支援をしていくことが必要であると考える。」
  → 本部発言 
      「 刑法犯少年に対しては、事件後に親と接触し、継続指導するなど対策を講じているところであり、さらに指導・支援を強化してまいりたい。」
  《 委員発言 》  
      「 若手警察官に対しては、現場における実務指導を強化するよう配意していただきたい。」
  → 本部発言  
      「 多くの現場を経験させることが実務能力の向上につながると考えているので、委員御指摘のとおり、今後も若手警察官に対する現場における実戦的な指導を強化してまいりたい。」 
  《 委員発言 》   
      「 少年非行は低年齢化が進んでいることから、学校や福祉関係者と連携しながら各種対策を講じていただきたい。」 
     
(3) 刑事部門
     警察本部から、「刑事部門における目標数値に係る上半期総括の主な事項について、重要犯罪の検挙については、前年比で減少し、進捗率は90.3パーセントであった。今後、初動捜査、鑑識活動の徹底による客観的証拠の収集等を強化することとしている。特殊詐欺及び助長犯罪の検挙については、いずれも前年比で減少しており、特殊詐欺の検挙に係る進捗率は70.6パーセント、助長犯罪の検挙に係る進捗率は52.9パーセントであった。今後、検挙した受け子被疑者の突き上げ捜査等を強力に推進していくこととしている。暴力団の検挙については、前年比で減少し、進捗率は45パーセントであった。今後、情勢に応じた取締りや暴排ローラー等を積極的に推進していくこととしている。」旨の報告があった。
  《 委員発言 》 
      「 重要犯罪については、早期検挙が地域住民の願いであるので、留意して捜査に当たっていただきたい。」
  → 本部発言 
      「 重要犯罪が発生した場合には、本部捜査員を大量投入し、早期検挙に向けた態勢の強化を図っており、今後も同様の対応を継続し、検挙による体感治安の向上に努めてまいりたい。」
  《 委員発言 》  
      「 特殊詐欺の被疑者は遠隔地の者であることが多く、検挙するのは大変な苦労を要すると思うが、できることを地道に続けて検挙に結び付けていただきたい。」
 
交通部門
    警察本部から、「交通部門における目標数値に係る上半期総括について、交通事故関係については、交通事故死者数を50人以下とするという目標に対し、死者数は29人で進捗率は86.2パーセントであった。また、交通事故発生件数を2,260件以下とするという目標に対し、発生件数は1,053件で進捗率は107.3パーセントであった。今後、夕暮れ時の事故抑止対策、歩行者の事故抑止対策を強化することとしている。高齢者に対する交通安全教育の実施については、実施回数を1,400回以上とするという目標に対し、実施回数は829回で進捗率は118.4パーセントであった。今後、高齢者が出席する行事の主催者に働き掛けるなど安全教育を実施していくこととしている。行政処分については、所要日数を81日以下とするという目標に対し、所要日数は91.4日で、進捗率は88.6パーセントであった。今後、巡回指導、研修会での教養等により処分日数の短縮化を図っていくこととしている。ゾーン30の設置については、平成30年度までに30箇所以上設置するという目標であるところ、本年度は3箇所設置予定であり、計画どおり整備が進んでいる。飲酒が起因する交通事故については、発生件数を24件以下とするという目標に対し、発生件数は16件で進捗率は75パーセントであった。今後、飲酒運転常習者の取締りやミニ検問等を強化することとしている。」旨の報告があった。 
  《 委員発言 》  
      「 行政処分の日数について、処理に相当の日数を要しているものもあるので、処理の遅滞がないよう適切に管理していただきたい。」
  → 本部発言 
      「 委員御指摘のとおり、業務管理を徹底して早期処理に努めてまいりたい。」
   
警備部門
    警察本部から、「警備部門における目標数値に係る上半期総括について、災害警備態勢の確立に向けた訓練については、非常参集訓練、本部(署)機能移転訓練等それぞれ1回、年4回実施するという目標に対し、本部の進捗率は100パーセント、警察署は129.4パーセントであった。今後、更なる練度向上と連携強化に向けた訓練を実施することとしている。警護訓練については、本部及び警察署ともそれぞれ年2回以上訓練を実施するという目標に対し、本部の進捗率は300パーセント、警察署の進捗率は147.1パーセントであった。今後、実戦的な訓練を実施し、警護要員の育成に努めていくこととしている。」旨の報告があった。 
   
【終わりに
  《 委員発言 》   
      「 あまり結果にこだわらず、どのような取組により今に至るのか、分析していくことが必要であり、途中経過をきちんと見て、その上で結果を求める姿勢が大切である。そして、職員が共通理解を持ち、同じ方向に向かって努力していくことが必要である。」
  → 本部発言  
      「 何が目的で、何が手段であるかという点をしっかりと踏まえて、業務に取り組んでまいりたい。」
     
 ■個別会議 
運転免許課
  免許取消等処分関係に係る意見の聴取結果等の説明、決裁
  交通規制課
  都市計画審議会への出席結果報告 
  人財育成課
  柔剣道大会における委員長対応に関する説明、決裁 
  生活安全企画課
  ストーカー規制法に基づく警告実施報告 

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