商工文教委員会会議記録

商工文教委員長  樋下 正信
1 日時
  平成18年10月11日(水曜日)
  午後6時30分開会、午後6時45分散会
2 場所
  第3委員会室
3 出席委員
  樋下正信委員長、亀卦川富夫副委員長、高橋賢輔委員、佐々木博委員、野田武則委員、
 ザ・グレート・サスケ委員、三浦陽子委員、平沼健委員、斉藤信委員、五日市王委員
4 欠席委員
  なし
5 事務局職員
  小船担当書記、野崎担当書記、小原併任書記、宮澤併任書記
6 説明のために出席した者
  教育委員会
  照井教育長、小川教育企画室長、遠藤学校教育室長、
 藤原学校教育室高校改革担当課長
7 一般傍聴者
  なし
8 会議に付した事件
  請願陳情
  受理番号第78号 県立福岡工業高等学校の都市工学科を含めた3学科の存続に関する請願
9 議事の内容
○樋下正信委員長 ただいまから商工文教委員会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 請願陳情について審査を行いたいと思います。
 初めに、受理番号第78号県立福岡工業高等学校の都市工学科を含めた3学科の存続に関する請願を議題といたします。当局の参考説明を求めます。さっき1回説明受けているけれども。
 (「だって、もう一回説明したいのでしょう。我々が説明を受けたいわけではないのだ、執行部がしたいのだから。」と斉藤信委員)
○藤原高校改革担当課長 先ほど御審議いただきまして、継続審査という方向性が示されたわけでございますけれども、今月の20日から県内各地におきまして、来年度の入試について説明会が開かれます。そして、中学校3年生を持つ親御さん、あるいはその担任の先生方が、主に教育事務所ごとに集まって、来年の募集学級数がどうだというふうなことが行われてまいります。そういたしますと、継続審査の状況では、来年度福岡工業高校が何学級で募集するのか、都市工学科の募集があるのかないのかというふうなことについて多大な関心を持たれる、また子供たちに大きな影響が出るものと懸念されるところでございます。
 したがいまして、私ども高校改革担当といたしましては、来年度の募集状況につきまして、何とぞ御理解をいただきたい。すなわち先ほど来申しましたとおり、来年度、募集したときに、場合によっては1クラス10名に届くか届かないかというふうな状況も予見され、また出口である就職先も大変厳しいということから、募集は難しいというふうに私どもは考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
○樋下正信委員長 それでは、ただいまの説明を受けて、本請願に対し、質疑、意見はありませんか。
○斉藤信委員 一度継続審査に決めたものを、また改めて審議するという、こういう異例のやり方に私は大変不本意な感じがいたします。県議会の決断というのは大変重みがあるので、同じ日に、またそれを覆すような提案をされるというのは、本当に議会軽視というか、異常なことです。継続というのも1つの議会の判断ですから。
 それで、今私は改めて提案を受けて、先ほどの審議を振り返ってみますと、大体都市工学科の廃止というのは、8月1日に、この委員会で発表されたときに、校長先生が学校で説明をしたというのでしょう。全くこんな異例なやり方はないです。当該校での議論を踏まえてからやるべきなのですよ。全く現場を無視している。
 それから、あなた方は説明したと言うけれども、1万人を超えるような署名、存続を求める世論がつくられたということが、その説明の結果だと思うのです。だから、県教委のやり方も学校のやり方も、本当に地域の人たち、PTA、同窓会、学校関係者に対して、全く義理を欠いた。そして、その後1万人を超える署名が集まったのですから、本当に、このまま都市工学科を廃止するということにはならない。県立高校再編計画の二の舞のやり方になってしまったというふうに思います。ですから、もう一度きちんとした検討と話し合いの期間が必要だと思います。
○平沼健委員 一たん継続審査になったが、ここで採択か不採択のどちらかの結論をということなのでしょうけれども、今現在、はてなと思って、困っているのが正直なところなのです。
 ただ、以前いただいたデータを見て、ちょっと確かな数字は難しいのですけれども、ことしに比べて来年度の中学校卒業生はたしか6人ふえるのですね。再来年が四十数名減るのです。それからずっと減っていくわけです。そうしますと、福岡工業高校に限らず、あそこのエリアの高校全体の学級数の見直しというのは、もっと出てくると思うのですね、再来年からでしょうか。その辺を踏まえて、どういう学校を存続させて、どういう学級にするか、どういう専門高校にするかということも踏まえながら、総枠でもう1度もむというか、検討する時期が来ていると思うのです。
 その辺を踏まえますと、あと1年という言葉は、ちょっと私はあれなのですけれども、来年度また募集して十数人になるのか、10人を切るのかわかりませんが、来年度中学校の卒業生が6人ふえるというのは確かなのですね。その辺があるし、あと今も話が出ましたようにあの地域の方々の1万人強の存続の署名といったことも非常に重いわけですから、その辺を踏まえながら、どうなのでしょう、あと1年、従来どおりにというような考え方はないのですか。そこだけお尋ねしたい。
○藤原高校改革担当課長 現在80名、2クラスというのが実態でございます。それから、旧二戸市だけを見ますと、来年は2名の生徒減ということで、浄法寺の8名増を入れてトータルで6名増ですけれども、旧二戸市だけですと2名減。ですから、今年の状況、それから出口の就職の状況等を考えますと、再度申しますけれども、都市工学科を募集して、そこに入ってきた子供たちに3年後の出口まで保証しながら、責任を持って教育をするというのは非常に難しいものがあるというふうに感じておるところでございます。
○遠藤学校教育室長 先ほどの委員会でも申し上げましたけれども、地域全体として123名という、かなりの生徒減の状況がございます。当該校も、今お話ししたとおり、確かに中学卒業生が地域全体では6名増という数が出てまいりますけれども、総体的にはかなりの数が少なくなってきて、2クラス、3クラスまでなかなか難しいのではないかと。前にも、中長期の先を見通してというような話もあったのですけれども、数字のバランスとしては二戸地区の来年の状況はかなり厳しいというような状況でございます。
○藤原高校改革担当課長 今の室長の話をちょっと補足させていただきますが、123名というのは、現在の、ことしの状態です。二戸ブロック全体で123名分定員を割っているということです。3クラス分、もう既にあちらこちらで割れている。さらに来年1クラス学級が割れるということが予測される。そうすると160名分ですか。そういった状況はやはり避けるべきではないかと考えるところでございます。
○樋下正信委員長 あとどなたかありませんか。よろしいですか。よろしければ採決でいいですか。御意見があれば皆さんから。
○平沼健委員 請願に対しての賛成、反対ですね。
○樋下正信委員長 はい。ただ、皆さんの御意見を聞きながら。全会一致になれば別ですけれども、ならなければ採決。
○斉藤信委員 僕は請願に賛成だ。
○樋下正信委員長 請願に賛成という声がありますが。
○ザ・グレート・サスケ委員 請願に反対です。
 (「では、採決。」と呼ぶ者あり。)
○樋下正信委員長 それでは、意見が分かれておりますので、本請願については採決で決めたいと思います。
 本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
 (賛成者起立)
○樋下正信委員長 起立少数であります。よって本請願は不採択と決定いたしました。
 以上をもって本日の委員会を終了したいと思います。御苦労様でございました。

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