令和3年11月21日 情報提供(文、写真) 岡野 治
先週末は内陸でも好天に恵まれたので、初冬の岩手山雪景色を見てくることができました。
馬返し登山口から往復しましたが、朝7時の馬返し登山口駐車場には、約40台の駐車車両があり、
この時期にしては多くの人が岩手山に向かっていました。
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登山口から4合目までは、積雪はほとんどなく、4~5合目間の岩場(石パネ)を登っていくと積雪が現れてきて、
5合目から上部は一面雪の斜面となっていました。表面は少し柔らかかったものの、
その下の雪は固くなっている箇所もあり、軽アイゼン等の滑り止めが必要でした。
下から眺めても5合目から上部は白い斜面となっていましたが、積雪は予想よりも少なく、
8合目から上部でも、吹き溜まり箇所を除けば20~30㎝程度で、雪面も固く、
念のため持っていったワカンは不要でした。
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歩けば汗ばむ好天でしたが、お鉢に上がると冷たい風が吹いており、
お鉢にある石像には1mもあるエビのシッポがついていました。強風環境の厳しさが感じられます。
山頂には八幡平市山岳協会により設置された山頂表示板がありますが、
エビのシッポの重みに耐えらなかったのか、根元から折れていました。
先週も来たという人の話しでは、今週折れたとのことです。晴れていた天気は雲が多くなって、
近くの秋田駒ケ岳や八幡平は綺麗に見えたものの、遠くの早池峰山や森吉山は霞んでいました。
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