令和3年6月3日 情報提供(文、写真) 岡野 治


山腹は花盛り






岩手山で多数咲くシラネアオイが見頃を迎えていると思われ、好天予報だった3日に見てきました。

馬返しコースを往復しましたが(登り新道、下り旧道)、目当ての
シラネアオイは2合目上部(標高1,100m付近)

から7合目下部(標高1700m付近)まで多数見られました。

5合目下部では、散り始めている一方、7合目近くは、まだ蕾のものが多く、
5合目から6.5合目間が見頃でした。

6合目付近から下では
ミネザクラも開花し、林床のシラネアオイとのコラボが綺麗でした。






ミネザクラの林床に咲くシラネアオイ


見頃のシラネアオイ(6合目上部)



岩手山の
シラネアオイは、東~北~西斜面の中腹で群生が見られますが、

特に東斜面の馬返しコース沿いは、生育する標高幅が広いように感じます。


新道、旧道どちらも多いですが、樹林の林床に咲くので、樹林、灌木帯が多い新道の方が、より多くの花が見られます。
シラネアオイのほか、オオバキスミレ、ツバメオモト、ヒメタケシマランなども林床下で多数咲いていました。





オオバキスミレの群生(6~7合目間)


開花していたミネズオウ(石パネ)


石パネで開花していたチングルマ


イワカガミも開花(石パネ)





一方、旧道の4~5合目間の岩場(石パネ)では、チングルマが開花し、

ミネズオウ、イワカガミ、ムシトリスミレなどが楽しめました。

さらに、4合目から下の樹林帯では、
ムラサキヤシオムシカリの花が多く咲いており、

新緑の中で赤、白の花が彩りを加えていました。

7合目上部の高山帯は、雪解け直後で、花の多くは未開花ですが、

ミヤマキンバイ、ヒメイチゲが少し見られました。

日が射す好天でしたが、周囲に雲が多く、八幡平、森吉山は見えたものの、

秋田駒や早池峰山は雲に隠れていました。







8合目小屋前


お鉢から岩手山頂




8合目の御成清水は勢いよく出ており、冷たい水が飲めます。

8合目の簡易水洗トイレはまだ使えませんが、
8合目、9合目にある小屋内のトイレは使用可能です。

登山道上の残雪は、7合目下方で僅かに残っていますが、

あと1週間ぐらいで消えるだろうと思われます。(歩行に支障なし。)





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