令和3年5月7日 情報提供(文、写真) 岡野 治


不動平避難小屋開け作業





岩手山の雪解けもすすみ、登山シーズンを迎えています。

好天予報の7日に、岩手山地区パークボランティアのメンバー6名で、

9合目にある不動平避難小屋の小屋開け作業を行ってきました。

週末であれば、もっと多くのメンバーが参加できたのですが、天気予報が芳しくなかったため、

やむなく平日でも来られるメンバーのみで、出入口の除雪など最小限の作業を行いました。

積雪は例年より少なく、雪も固くなかったので、
作業は順調に終了し、

1階からの出入りが可能となりました。







9合目にある不動平避難小屋
(残雪は例年より少ない)


除雪して冬期扉を撤去、
夏季出入口を開けた。



8合目にある岩手山小屋も、県山岳協会メンバーによる小屋開け作業が

先週行われ、夏季出入口からの利用が可能となっています。

ただし、
8合目御成清水は凍結で、まだ水は出ていません。

作業終了後、お鉢まで登りましたが、強風(風速10m以上)のため、山頂まで行くのはやめました。

それでも、お鉢からは、残雪模様の鬼ヶ城の斜面とその背後の
秋田駒ヶ岳、和賀岳が綺麗に臨め、

さらに奥にはまだ真っ白な
鳥海山、月山も臨めました。

数日前には8㎝の降雪があったとのことで、この時期にしては純白に近い綺麗な雪が見られました。







7合目付近からお鉢斜面


8合目小屋前(左奥に鬼ヶ城)


お鉢斜面の登りから不動平、
鬼ヶ城俯瞰



お鉢から鬼ヶ城、背後に秋駒(右)と
和賀岳(左)、奥に鳥海山



馬返しコース上部はまだ雪が多く残るものの、下部では花が咲き始めています。

登山口から1合目間では
シラネアオイが開花し、

2合目~3合目間では林床に多数咲く
ショウジョウバカマが楽しめました。

旧道4~5合目間の石パネでは、
コメバツガザクラは開花していましたが、

ミネズオウの開花はまだ見られませんでした。

暖冬で花の開花も早いと予想していましたが、例年より少し早い程度のようです。

最近、岩手山では遭難事故が続いて発生しました。

雪が多く残っているこの時期は、天気、気温次第で山の様相は大きく変わります。

自分の技量、体力をしっかりわきまえて、無理しない登山を心がけてもらいたいです。







お鉢から8合目と盛岡方面俯瞰
(左奥に早池峰山)



お鉢の南側から山頂


開花していたシラネアオイ


林床に多数咲いていたショウジョウバカマ



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