平成30年6月3日 情報提供(文、写真) 岡野 治


見頃のシラネアオイ

 
見頃となっていた シラネアオイ(6合目付近)
 
潅木下に群生している シラネアオイ(6〜7合目間)
 

 3日も好天に恵まれシラネアオイが見頃となっている岩手山に行ってきました。

馬返しコースを往復しましたが、シラネアオイは、3合目(標高1,147m)から

7合目(標高1,732m)付近までの灌木の下に群生しており、

岩手山では東〜北〜西斜面の中腹部で多数見られます。(日当たりのいい南斜面では少ない。)

生育する標高幅が広いので、消雪箇所から順次咲き、例年であれば、

下部と上部で見頃を迎える時期がずれますが、今年は広い範囲で一斉に咲いており、見事でした。

不動平(9合目)でも咲き始めており、これから2週間ぐらいは、上部で楽しめそうです。

 

 山頂お鉢からは、残雪模様の秋田駒ヶ岳、和賀岳、裏岩手連山の山並みと

西岩手カルデラが綺麗に臨めましたが、早池峰山、焼石岳は霞んでおり、鳥海山は視認できませんでした。

山頂は虫に占領されて、長くいることができず、登山者は早々に下山していました。
 
8合目御成清水で 休憩中の登山者
 
不動平(9合目)から山頂お鉢
 
虫を避けて山頂下にいる登山者
 
山頂手前のお鉢から西側の展望


上りは
シラネアオイが多い新道を登り、下りは岩場が多い旧道を降りました。

旧道4〜5合目間の岩場(石パネ)では、チングルマが散り始めていましたが、

コメバツガザクラ、イワヒゲ、ムシトリスミレ等が楽しめました。

また、
6合目付近から上部では、咲き始めのミヤマキンバイが目立ちました。

 

8合目の御成清水は利用できますが、簡易水洗トイレは、凍結でまだ利用できません。

(8合目、9合目の小屋内トイレが利用可能です。)

 残雪の方は、新道の一部で残っていますが、ステップもできていて歩行に支障はなく、

あと1週間ぐらいで消えると思います。 
 
石パネのチングルマ
 
石パネのコメバツガザクラ (咲き始め)



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