令和元年12月16日 情報提供(文、写真)岡野 治


霧氷が綺麗な鶏頭山

 

 



避難小屋付近から臨むニセ鶏頭
 

避難小屋~ニセ鶏頭間の霧氷林


 
ニセ鶏頭南斜面と眼下の岳集落



ニセ鶏頭~鶏頭山間の北斜面





今週も月曜日(16日)が好天に恵まれました。

山の積雪は少ないですが、早池峰の山肌は白くなっていたので、鶏頭山の霧氷を見てきました。

鶏頭山(標高1,445m)は、早池峰山塊の西側にあるので、北西の季節風を直接受けて、綺麗な霧氷ができます。

しかも、岳集落にある登山口(標高約540m)までは冬期でも車で行けるので、この時期でも比較的容易に登れます。



 

 

鶏頭山からニセ鶏頭北斜面
 

鶏頭山頂の雪景
 

鶏頭山から中岳、早池峰山
 

鶏頭山頂から毛無森







積雪は、登山口で12cm程度、標高1,160mの避難小屋付近で約10cm、山頂でも約20cmでした。

例年であれば、ニセ鶏頭~山頂間は50cmぐらいの積雪があるので、半分以下です。

それでも綺麗な霧氷は健在でしたが、東側の中岳や北側の毛無森の山肌は、

例年と比べれば、真っ白ではなく、少し緑色、茶色が混じっていました。

好天ではあったものの、周囲は雲が多く、午前中は早池峰山や岩手山の山頂部も雲に被われていることが多かったです。

12時に山頂到着後、晴れてくれることに期待して待っていたところ、30分足らずで雲はとれ、早池峰山が綺麗に現れてくれました。

冬の早池峰では、午前中は雲が被っていても、気温が上がる午後から晴れるパターンもあるようです。






 

 鶏頭山南側から早池峰山と薬師岳
 

シカの雪掘り跡(標高850m付近)




平日でしたが6名の登山者と出会い、先行者4名の方のトレースがあったので、ラッセルの苦労なく登れました。

鶏頭山上部は急斜面が多いので、避難小屋手前から軽アイゼン付けましたが、

ニセ鶏頭の岩場、梯子場の通過には慎重さが求められました。

中腹の標高900m付近までは、シカの足跡、ササの食痕が多数見られました。

雪を掘返している跡も多くありましたが、食べられる草を探しているのでしょうか。

それでも、緑色の葉はほとんどなく、冬季はササが主食のようです。

上部ではシカの痕跡はありませんでしたが、ウサギの足跡が山頂部でも見られました。






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