平成30年6月23日 情報提供(文、写真) 岡野 治



早池峰山〜鶏頭山縦走コースを歩きました


今週末は好天に恵まれ、早池峰山には23日(土)、24日(日)とも多くの登山者で賑わっていました。

一番人気の
ハヤチネウスユキソウは、開花が増えています。

ハヤチネウスユキソウは、開花直後ほど綿毛が純白に近く、中にある黄色の花も鮮やかで大変綺麗です。

風当たりが強い小田越コースや、鶏頭山縦走コースでは、小さな個体が多いですが、

注意して見れば、風当たり弱い箇所では立派な花もあり、見応えがあります。

 小田越コース5合目〜7合目間(竜ケ馬場)付近は、一番風当たりが強く

風速10mぐらいの風に苦労している登山者も見られましたが、

8合目を越えると風当たりは弱くなって、山頂は微風でした。

 
開花直後のハヤチネウスユキソウ
 
多数の登山者が休んでいた山頂






好天で展望よかったので、山頂から鶏頭山縦走コースを歩きました。

岩手山秋田駒ヶ岳は綺麗に臨めましたが、焼石岳、鳥海山は霞んで見えませんでした。

山開き前に縦走コースを歩いた人から、倒木が多く苦労したとの情報が伝えられ、気になっていましたが、

今回歩いた結果、新たな倒木はほとんど無く、以前に発生した大量倒木の後遺症でした。

4年前に、
中岳〜鶏頭山間で登山道に影響ある倒木が100本近く発生し、その後大部分は処置されていますが、

それでも太い倒木を越えたり、くぐったりする箇所が10箇所以上残っています。

迂回する場所もありますが、踏み跡がしっかりついているので、注意すれば、迷うことはないと思います。

今回、歩き難くなっていた倒木(細いもので処置可能なもの)や枝葉を少し除去して、少しばかり歩きやすくしてきました。

倒木大量発生の代わりに、日当たりが少し良くなって、以前は激しかった泥濘は減っています。

アオモリトドマツ、コメツガ林内では、泥濘が多いですが、足を置く場所を選んで歩けば、

靴が泥だらけになることはありませんでした。

中岳付近は、岩場が続いており、バランス感覚が求められますが、

コース目印や誘導ロープを見落とさないよう注意も必要です。





 
早池峰山頂から鶏頭山 縦走コース入口(右奥に岩手山)
 
早池峰山〜中岳間の ハヤチネウスユキソウと中岳展望
 
中岳付近の林内に咲く コバイケイソウ
 
縦走路上の倒木 (中岳〜鶏頭山間)




山開き以降、低温の日が続き、早かった花の開花は足踏みしているようですが、

それでも例年より1週間ぐらい早いようです。

ミヤマオダマキ、ミヤマシオガマ、ミヤマアズマギク、ミヤマキンバイ、イワウメが多く咲いていますが、

ピークは過ぎています。花期の長い
ナンブイヌナズナはまだ楽しめます。

花期中盤に咲く
カトウハコベ、コバイケイソウの開花も見られました。

コバイケイソウは、今年は当たり年のようで、多数の蕾がついています。

ハヤチネウスユキソウは小田越5合目から上部では、ほとんどがまだ蕾です。

鶏頭山では、早くも
チシマフウロヨツバシオガマが咲いていました。

山頂直下や賽の河原の残雪もほとんど消えて、消雪箇所ではイワカガミが咲き始めです。






中岳山頂から鶏頭山(左)と 毛無森(右)展望
 

中岳付近の岩場から鶏頭山
 
鶏頭山付近から中岳と 早池峰山、薬師岳(右)

鶏頭山付近で早くも 咲いていたチシマフウロ



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