平成29年7月29日 情報提供(文、写真) 岡野 治


花のシーズンは後半へ


今年は、7月末になっても梅雨が明けず、なかなか好天には恵まれません。

今週末も残念ながら青空とはなりませんでしたが、29日(土)は午前中雨天の予想に反して、雨はほとんど降らず、

花と雲海の展望を楽しんでくることができました。

今回も小田越コースの往復でしたが、花が綺麗な中岳への縦走路を往復1時間ほど散策してきました。

天気良ければ300人ぐらいの登山者が予想され、山頂は賑わうはずでしたが、登山者は100人足らずで、

山頂も閑散としていました。雨天覚悟で来ている方は、ほとんど県外からの登山者でしたが、

予想外の好天と多数咲く花に大満足の様子でした。

   

花穂が増えてきたナンブトウウチソウ

6合目付近から山頂方面(黄花はサマニヨモギ)



   
 イブキジャコウソウ(桃色)とタカネサギソウ(黄色)

御田植場の花畑  


花の開花はほぼ例年並みになっており、ナンブトウウチソウミヤマアケボノソウなど

シーズン後半を飾る花が咲き始めています。

1合目御門口から上部の岩場に入ると、多数の花が現れてきますが、特に桃色のタカネナデシコ

満開で目立ちました。ナンブトウウチソウも花穂が増えていますが、一面に咲くのは2〜3週間先かなと思います。

5〜7合目付近では、紫色のチシマフウロ、桃色のイブキジャコウソウ、黄色のサマニヨモギタカネサギソウ

目立ち、9合目御田植場では、イブキゼリ等セリ科の白花とヨツバシオガマの赤色のコラボが綺麗でした。

   
 山頂から雲海越しの岩手山と秋田駒ケ岳

中岳縦走路沿いのハヤチネウスユキソウの花畑


   
チシマギキョウ

高山蝶のベニヒカゲ  


山頂から中岳への縦走路沿いでは、チシマギキョウチシマツガザクラが見られ、ハヤチネウスユキソウ

ミヤマアケボノソウも多数咲いていますが、ファンが多いリンネソウは、残念ながら散っていました。

また、高山蝶のベニヒカゲが多数飛び交っていました。

ウスユキソウの仲間として、ハヤチネウスユキソウミネウスユキソウタカネウスユキソウの3種が見られますが、

開花時期が遅く、個体数も少ないタカネウスユキソウが咲き始め、今回はウスユキソウ3種が咲き揃っていました。

   
ミネウスユキソウ   タカネウスユキソウ(タカネヤハズハハコ)  


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