平成30年2月27日 情報提供(文、写真) 岡野 治


大深岳の樹氷(出来映えは80%)


 

 

大深山頂付近の樹氷
 
大深岳稜線部の シュカブラと岩手山






2月の天気が悪く、大深岳に行けませんでしたが、27日は少し好天に期待できたので、

下倉スキー場から中倉山経由で大深岳を往復してきました。

大深岳(標高1,541m)は、八幡平よりも約70m低いものの、秋田側の大深沢からの風や雪雲の通り道であるため、

県境稜線一帯は綺麗な樹氷原が広がります。また、標高が低い分、アオモリトドマツの樹高が高いので、大きな樹氷もできます。

ただし、大深岳の樹氷も今年の出来はいまいちで、いい年に比べれば80%ぐらいの出来映えでした。

山頂付近では立派になっていたものの、少し下がると枝葉が多く現れてきました。

八幡平までの稜線部の樹氷原も標高が低い鞍部付近では黒っぽくなっていました。

また、今年は積雪が多い分、樹氷の大きさは例年より低いと感じました。(例年6〜7mの高さが今年は5mぐらい。)






 
大深山頂付近から 大深沢源頭部の雪原
 
大深岳北斜面の樹氷 (背景は八幡平)
 
大深岳北斜面(大深湿原上部)
 
大深避難小屋付近





天気は、薄日が差し、風も弱く、視界も良かったですが、灰色の曇り空のため、白い樹氷の綺麗さは半減でした。

青空の下であれば、もっと綺麗な樹氷が見られたのに残念です。

岩手山は綺麗に臨め、森吉山もうっすらと見えましたが、秋田駒ケ岳は雲に隠れていました。

強風が作るシュカブラ(風紋)は例年より小さいものの、稜線部では綺麗に見られました。

積雪は多いですが、雪はかなり締まっており、樹林帯の中でも20〜30cm、上部雪原では10〜20 cmのラッセルでした

(今回も同行者のH氏が、先行してラッセルしてくれました)。




 
下倉スキー場〜中倉山間
 
中倉山の東斜面





大深岳北側にある大深避難小屋まで下がって昼食をとりました。小屋は綺麗に利用されていましたが、

1階の出入口は凍結で、外梯子を使って2階の冬期出入口の利用です。

かって雪崩事故があった源太ケ岳東斜面では、雪崩の崩落壁がはっきり見られました。
まだ崩れる可能性あるので、源太ケ岳に行く方は注意必要です。

スキー場が山頂近くまでウサギやテンの足跡が見られましたが、例年と比べると、

スキー場内など標高低い箇所での足跡が多いと感じました。積雪が多いので、餌場が下がっているのかもしれません。





 
中倉山西側 (背後に源太ケ岳東斜面)
 
ウサギの食痕 (大好物のコシアブラ)








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