平成29年2月28日 情報提供(文、写真) 岡野 治


快晴下の大深岳樹氷





2月は山の天気に恵まれませんでしたが、

28日は今シーズン一番の好天になってくれたので、

下倉スキー場から大深岳・源太ケ岳に登って、松川温泉に下るコースを歩き(滑り)、

大深岳の樹氷を見てきました。



 
大深避難小屋付近



 
下倉山〜中倉山間のブナ林





大深岳の標高は1,541mで、八幡平よりも約70m低いものの、

秋田側の大深沢からの風の通り道となって、

県境稜線一帯では綺麗な樹氷原が広がっており、標高が低い分、

アオモリトドマツの樹高が高いので、
八幡平よりも大きな樹氷が見られます。

ただし、今年は強風の日が少なかったようで、

樹氷は細く、枝葉も一部出ており、樹氷の
出来は80〜90%でした。

風が強ければ、綺麗なシュカブラ(風紋)も発達しているのですが、

今年は僅かしか見られませんでした。





 
大深岳北東斜面の登り
 
大深岳〜八幡平の県境稜線の樹氷原
 
大深岳北斜面の樹氷
 
大深岳〜源太ケ岳北斜面の樹氷原





雲一つない快晴で、大深岳〜源太ケ岳の稜線からは、

岩手山や秋田駒ケ岳が綺麗に臨め、早池峰山、岩木山も見えましたが、

鳥海山はもやに霞んでいました。

平日でも、我々含め5名が下倉スキー場からスキーで、

松川温泉からは3名がスノーシューで大深岳まで来ていました。



大深岳北側にある大深避難小屋まで下がって昼食をとりましたが、

標高差で約100m下がるとアオモリトドマツの枝葉はかなり出ていました。

八幡平に至る県境稜線の樹氷は、標高が低い部分では途切れているようです。





 
大深岳から岩手山
 
大深岳東斜面と秋田駒ケ岳
  
大深岳山頂 (右奥に秋駒、左奥に三ツ石)




雪はかなり締まっており、

スキーでのラッセルは深い場所でも20cmぐらいで、

苦労はほとんどありませんでしたが、

松川に下るコースの南斜面は雪質が悪くなっており、

小生のテレマークスキーでは転倒を繰り返しながら下りました。


ブナ、アオモリトドマツの林内には、

ウサギテンの足跡が多数ついており、

スキー場のリフトからは
カモシカの歩行跡も見られました。 
 
ダケカンバの芽を食べる ウサギ足跡




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