平成29年7月14日 情報提供(文、写真) 岡野 治


コマクサとチングルマ


好天に恵まれた14日に、最盛期を迎えている秋駒の花を見てきました。

国見温泉から登って、横長根〜ムーミン谷〜大焼砂〜横長根の一周コースを歩きましたが、

平日にもかかわらず、花を目当てに多数の登山者が来ていました。

 
大焼砂に咲くコマクサ(奥に男岳)
 
ほんのりピンク色に染まる斜面


 
華麗なコマクサ
 
ムーミン谷中間部の チングルマ(右下に駒池)


秋駒の代表的な花として、コマクサチングルマがあると思いますが、大焼砂のコマクサは、期待どおり

斜面一面に咲いており、灰黒色の斜面がほんのりとピンク色に染まっていました。

ただし、4〜5年前はもっと濃いピンク色になっていたので、最近は花の数が少し減っているように感じられます。

近づいて見ると、萎れていたり、枯れ始めている花弁も目につきました。5日ぐらい前から最盛期となっているとのことで、

この期間雨が少なかったことも影響しているのかもしれません。


ムーミン谷入口部(まだ残雪あり)
 
ムーミン谷西側(チングルマの穂)


 
男岳手前から阿弥陀池と 岩手山(赤花はエゾツツジ)
 
ミヤマハンショウズルの 花と穂(横長根にて)


ムーミン谷のチングルマは、雪が消えたところから咲き始めるので、例年6月下旬から7月下旬まで、

ムーミン谷のどこかで咲いていますが、今回は、中間部の駒池付近がほぼ終盤で、

東側のムーミン谷入口部が咲き始めでした。入口部では一面に咲くチングルマが見られますが、

まだ残雪もあるので、見頃となるのは、1週間から10日ぐらい後かなと思います。

一方、西側の雪解けが早い箇所のチングルマは、すでに穂になっていました。

コマクサチングルマ以外にも、エゾツツジミヤマダイコンソウオノエランなど多種多数の花が咲いており、

楽しめましたが、ニッコウキスゲは咲き始め、コバイケイソウは枯れ始めでした。横長根では、

ミヤマハンショウズルが多数咲いており、綺麗な白い穂(果実)とともに目立ちました。

ムーミン谷にクマ出現の報告がありましたが、その後、目撃情報は度々あり、注意喚起の表示も設置されて

いましたが、今回は残念ながら姿を見ることはできませんでした。



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