農産物は収穫した物に付加価値をつけて売るとか、ものづくりも岩手の独自の性能を付加した製品化が必要であり、情報や文化的な付加価値を付けるためにはIT技術がとても有効と考えている。土着の文化や精神を活かしたクリエイティブ岩手の可能性について、議論を始めている。
岩手フロンティア産業人座談会
岩手ブランドとしては、個別商品の認定することはしておらず、岩手で生み出される良い商品は広報などを用いて奨励することにしている。岩手を一つの会社と捉えて考えたとき、品質が良くない製品は岩手全体のイメージダウンにつながるため、品質保持を図っていく考え。
創造的、クリエイティブという言葉には広告という意味もあり、農産物やまちづくりにもメッセージが込められた広告媒体の一つと考えられる。メッセージはコミュニケーションの一種だから、発信の仕方だけでなく受ける側の感性を高めることが重要。クリエイティブは探究心に裏打ちされているとも言える。
農業分野における担い手対策が重要。小中学生へのアンケート
によると、小学生は農業に興味があるのに中学生で興味が消え
てしまう傾向がある。これは、今の教育で地域の農業資源を教え
ていないためではないかと思う。若いうちに体感して身に付けても
らいたい。

東京の会社に勤務した後、岩手に戻り感じたのは、地方の中小
企業がメジャーな舞台で活躍するため、IT技術を武器にすれば
全国のマーケットをターゲットにすることが可能であると考えてい
る。岩手ブランドを名乗るための県の基準はあるのか伺いたい。
工業では、どの場所でモノを作るかが経営の重要な問題になっている。岩手でモノを作る意味を考えているが、岩手では原材料があるのでもなく、人間という資源に着目している。また、企業と大学の共同研究を進める必要があると考える。

地域の企業には、どの分野でもコミュニケーション能力が一番求められている。学校だけではなく、親、近所といった人間関係を重要視することが重要と感じている。県には、大きなマス目の雇用対策だけではなく、中小企業に目を配った対策を希望する。
コンベンションの誘致により、地震の風評被害にいくらか歯止めをかけられたと思っている。また、八幡平アスピーテラインの開通を早めたことにより、麓では桜、山頂では雪の回廊、を同時に楽しめるようになる。このように観光資源のブラッシュアップが大事

創造的な産業を盛んにしていくため、感性を高める教育が必要である。周りの景観にそぐわない広告看板が目立つ。盛岡市の花と緑のまちづくりなどのように、身の回りから社会性や公共性を育んでいく教育、例えば、環境教育、感性の教育(音楽や美術)を重視することだと思う。

●日時:平成21年2月17日 10:00〜11:30
●会場:盛岡地区合同庁舎

県央広域振興圏で、岩手フロンティア産業人座談会を開催し、農業、工業、商業、観光など、産業の様々な分野に携わっている皆さまと知事が直接意見を交換しました。

知事のコメント

出席された方々からの主な意見や希望